日本で働く「私」が好きな日本食

日本で働く「私」が好きな日本食

2012年、和食がユネスコの無形文化遺産に登録されました。海の幸や山の幸を生かした和食は、外国でも人気があり、多くの外国人が日本食を食べるのを楽しみに日本を訪れています。今回は日本で働く外国人へのインタビューの中から、外国人の皆さんが好きな日本食を紹介します。

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日本食の代表!寿司

タイ出身 Pornpanitta Torpithakpongさんの好きな日本の食べ物は寿司。インドネシア出身のAyuさんの好きな食べ物も寿司です。モンゴル出身の Khögjilt Otgongerelさんの好きな食べ物は刺身。刺身は、新鮮な生の魚を薄く切って、しょうゆなどをつけてそのまま食べる料理。見た目が美しく見えるように、きれいに盛り付けるのも日本の美を感じられると思います。寿司は、刺身を酢飯といっしょに食べる料理で、現在では世界中に広まっています。「にぎり寿司」だけでなく「巻き寿司」「ちらし寿司」「押し寿司」 など、いくつか種類があります。「回転寿司」という、寿司がベルトコンベアで次々と運ばれてくるシステムのお店もあります。寿司は高級なお寿司屋さんだけでなく、日本のスーパー、コンビニなどでも、気軽に買うことができます。

 

バリエーション豊かな日本の丼

フィリピン出身のLOVELY ESTORGIOさんは「I love どんぶり」。丼にご飯を入れ、その上に具材をのせた料理をどんぶりといいます。カツ丼、天丼、牛丼、親子丼、海鮮丼など日本にはたくさんのどんぶりがあります。丼物は、「牛丼」「カツ丼」のように、うしろに「〇〇丼」がついた品名で呼ばれます。

牛丼とは、薄く切った牛肉とたまねぎを炒め甘辛いつゆで味をつけ、ご飯にのせた丼のこと。豚カツをタマネギといっしょにつゆで煮込み、卵でとじたものをご飯にのせたものがかつ丼です。親子丼とは鶏肉をネギ、またはタマネギといっしょ につゆで煮込み、卵でとじたものをご飯にのせた丼のこと。鶏肉と卵を使ったどんぶりなので、「親子丼」という名前がついています。日本には牛丼や天丼、かつ丼などのチェーン店がいくつかあり、気軽にボリュームのある食事ができるので人気があります。

 

 

 

焼きそばは母国の味

同じくフィリピン出身のMARIE STELLA VI S.MORENOさんからは、「日本で初めて食べた日本の食べ物はたこ焼きなんです。なので、たこ焼きが好きです。そして焼きそばも好きです。焼きそばは私の国の「パンシット」と作り方がちょっと似ていて、パンシット好きなので、焼きそばが好きなんです。」と教えてくれました。

 

カレーライスを作ってみよう

ベトナム出身のTRAN THI THU HOAIさんとNGUYEN THI THUY LINHさんが日本で一番好きな食べ物はカレーライス。 日本式のカレーは、インドやタイのカレーとは違い、小麦粉を使いとろみがあるのが特徴で、ご飯にかけて 「カレーライス」として食べます。 一方で最近では日本でもインドカレーやタイカレーなど様々な国発祥のカレーを食べることができますよ。市販のカレールーを使うと簡単に作ることができるので、自分で作ってみるのもいいでしょう。また、レトルト食品もスーパーやコンビニ等でたくさん売られていますので、忙しい時や簡単に食事を食べたい時などに活用してみてくださいね。