グナさんインタビュー【インド出身】

私の名前はイルムグナと申します

お父さんが日本語の先生でお父さんからの印象とテレビや映画で見た日本の発展したところを見て興味があって来ました。日本とインドの架け橋の仕事がしたいから介護の仕事を始めました

今まで介護の仕事をしておじいさんやおばあさんと話すことができたことと、利用者さんの家族が感謝を伝えてくれたことがうれしかったです。
ホテルの仕事とちょっと違ってここでは決まった時間で働けるため、自分の時間を自分の好きなように使えるところがいいかなと思います

1日の仕事の流れは、ここの利用者さんたちは泊まる人とデイサービスで来る人がいて、泊まる人は朝起きて朝ご飯とか食べてちょっと休んだ時デイサービスで来る人たちが来てそのあとみんなレクリエーションとか運動とかしてそのあともうちょっと休んでまたレクリエーションやってまたちょっと休みとかあって、
夕方になったら夕ご飯を食べてデイサービスで来る人たちはまた家に戻ったりで泊まる人は夜になって泊まって過ごします

日にちによって違うけど少ない日は5、6人ぐらい
多い日は14、15人ぐらいです

いろんな利用者さんがいるんですけど、認知症の利用者さんや体が動けない利用者さんや家族が仕事のため、家でお世話ができないおじいさんおばあさんなど、色々な人がいます

必ず仕事中にイライラや自分が怒りたいと感じることが出てくると思います
その気持ちをちゃんと自分で抑える
抑えながらちゃんと仕事をすることが大事だと思います

私は外国人なのでこっちにいる利用者さんやスタッフと毎日仕事をしながら日本語で話をすることで日本語を学ぶことができました
あと将来この仕事を続けたいから将来がある仕事だから嬉しいです

今まで介護の仕事をして親に仕送りして自分の家を建てることができました
あともう一つは将来の仕事を見つけたことです

初めて介護の仕事をした時いろいろ大変でした
例えば、おむつを交換したりとか、入浴のお手伝いをしたりとかで、最初は大変だったけど、今は慣れてきたら仕事をうまく進められるようになりました
今まで介護の仕事をして最初始めた時は利用者さんの裸を見ることが少し苦手でした
オムツを替える時と突然利用者さんが亡くなった時は、最初はちょっと大変でした

今まで介護の仕事をして褒められたことは利用者さんの家族から結構ありました
例えば、おじいさんおばあさんが家に戻った時、私たちのことを家族に言って次の日来た時「こういうふうに優しくしてくれてありがとう」とかが言われてすごく嬉しかったです

日本に来る前の日本の印象は日本の綺麗さ道路やどこでもごみや汚れていないというイメージでしたその通りに綺麗だった

日本で働いてみていろんなスタッフや利用者さんとコミュニケーションをとって自分のコミュニケーションの能力が高まったと思います
介護の仕事をして、本当に私は夢が見つかったと思います
介護をする前は将来どうすればいいんだろうとか色々悩んだんですが
介護の仕事をして色々することがいっぱいあるから、この仕事をすれば、絶対夢もあるし、自分が将来的に成長することができると思います。

日本に来る前にお父さんから6ヶ月間日本語を教わりました

私にとっては漢字や日本の文法の使い方が結構難しかったです

介護の試験のために毎日ちょっとずつ勉強したことと、社長が紹介してくれた先生にオンラインでZOOMを使って教えてもらい、勉強しました

日本語が早くできるようになる方法で一番の方法は、日本に来て勉強することです
私はここで介護の仕事をして利用者さんやスタッフたちとお話しすることがけっこう日本語の勉強になりました

1日大体3時間ぐらいと自分が勉強したいなと思った時です
社長が送ってくれたテキストブックを使って、病気の勉強や専門用語の勉強をしました

自分が出るかなと思った質問が出なくて、思ってないところから出てきたことがあってそれが難しかった

大体3ヶ月ぐらいで合格しました

私は料理を作るのが好きなのでいろんな料理を作ったり
あと自分のインドのカレーや時間があるときは日本の料理をYouTubeとかで学んで作ったりします

好きな料理はいろいろいっぱいありますが、結構ラーメン食べます

ここは富士山がきれいに見えるので季節によって、冬や夏によって富士山の雪がある所とないところが見えることがすごくうれしいのと、ここから近い静岡駅や清水にいろいろ遊びに行ったことが良いかなと思います
ここで私が好きなところは、静岡駅とコジマとエスパルスドリームプラザと富士山です

今まで印象に残ってる良い思い出は、学生の時いろんな学生といろんな遊びをしたり自由にしたことです

日本に来る前にこうしておけば良かったと思ったのは、もっと日本語を勉強してくれば良かったなと思います

日本との違いは日本はどこでもあちこち道路やパークなど、全部綺麗です
日本の人々は相手のことを考えてお話や行動をすることです

日本には絶対仕事があります
頑張れば頑張るほど夢が叶います
日本には健康保険などがちゃんとありますので、大変な病気になってもちゃんと（お医者さんに）診てもらうことができます

最初日本に来た時、日本の食べ物日本の味で結構大変でしたが、どんどん慣れてきたら大丈夫でしたけど、最初は味ですね、食べ物の

結構ホームシックになった時があって、家族に会いたい時に会えなくてそれが寂しいですね
でも今は携帯でテレビ電話を使ってすぐ電話できるから大丈夫です

日本は平和の国なので海外の女性にとっては絶対安全なところだと思います

私の夢や目標はこれからインドと日本の架け橋として繋ぐ仕事で、介護の仕事をずっと続けたいことです

日本に来ればあなたのやりがいが見つかります

私が今まで日本で働いて感じる日本の良いところは、一緒に働いているスタッフさんがいろいろ手伝ってくれたり、困った時に必ず手伝ってくれたのが日本のいいところだと思います
私も日本に来て日本で働いて、自分の親に仕送りして自分の家を建てることができたので、必ず日本に来たら家族を幸せにできる
家族がもちろん喜ぶと思います

山下 恵です

看護師です

今回グナさんと働いて、外国の方と働くのは初めてでした
こちらの先生から「とても優しいよ、外国の人達は」っていう話は伺ってたのでグナさんと働いてみて感じたのはとても優しい
利用者さんだけではなく私たちスタッフ誰に対しても優しいです

私たちが当たり前のように静岡の言葉だったり、すごくこう短くまとめた話だったり、専門用語だったりっていうことをポッと言うと「えっ？」って言われるので、すごく身近に感じられるように日常の中での話を一緒にしています
伝わったかなって何回か「大丈夫?」って確認をしながら話をしています

とても優しくて、ここでお祭りをするって時にグナさんがインドのカレーをみんなに食べてもらいたいってことで、朝からずっと香辛料を使ってカレーを作ってもらったんですね
利用者さんもインドのカレーは、日本のカレーライスとはちょっと違うんですけどこういう風にって
この建物の中が香辛料の香りでいっぱいですごく優しいんですけど、それにプラスして自分の国で美味しいものがあるよってことをみんなに教えてくれました

最初は皆さんすごく緊張してたんですね
利用者さんも緊張していて話がうまくできるのかしらとか「大丈夫?」っていう言葉がすごく多かったんです
でもグナさんたちが来てくださって「一番優しい」と。
日本人スタッフよりも優しいっていうのは利用者さんたちがすぐに教えてくださいました
皆さんも今当たり前のように「グナさんこれお願いね」って皆さんが声をかけていらっしゃいます

私たちグナさんと働いていて、人が好きっていう方が来ていただけたらなって思います
“私たちもそうなんですが、いずれはみんな年をとって同じように体が不自由になったりするんですけど、
人が好きというところでグナさんも「大丈夫?」っていうふうに声をかけてくださるんですね”
そのような方たちが来ていただけると私たちも一緒に働かせていただきたいなっていうふうに思います